光世音院だより

天台寺門宗の僧侶で祈祷を中心に活動しています。よろしくお願いします。

2023-01-01から1年間の記事一覧

霊仙寺山から飯綱神社奥の院へ ④

先程の分岐の案内板、飯綱山方面へ。9時28分。 ここから先、きつい登り下りはほぼなくて、山の稜線の移動になります。笹薮をしっかり刈って登山道を維持していただいていますね。 木の根を越えたり岩を登ったり。 ついにピークが見えてきました。9時48…

霊仙寺山山頂へ 霊仙寺山③  

きつい登山の始まりです(笑) 午前7時18分 しばらくは緩やかな登りが続きます。 道案内もしっかりしています。 こんなに早く登れるかな。 7時42分、しばらく緩い登りですが48分ごろから急登が始まりました。さあ本番です。 きつい登りを振り返りまし…

霊仙寺山から飯縄山へ その壱 霊仙寺跡②

史跡の中心に参りましょう。 五社権現奥の院跡。奥の院右方向から登山道が始まります。 勤行させていただきました。 奥の院の左方向が一番の見所ですね。 伝行場跡の圧巻の巨石群、人っ子一人いない山の中で不思議な異空間。 伝行場跡の一角にあります。風化…

霊仙寺山から飯縄山へ その壱 霊仙寺跡①  

ここで少し白山信仰から離れて、9月2日に飯綱山に参拝登山してきましたのでその御報告を数回に分けてさせていただきます。 飯綱山(いいづなやま)とは長野県北部、長野市、飯綱町等にまたがる標高1,917メートルの山で、古くから飯綱権現を祀っている山岳…

文殊山 越前五山の中心 その参 室堂(小文殊)~本堂(大文殊)~奥の院

小文殊の先の展望台からの眺め 。 福井市の方向です。中央の線路が令和6年3月16に敦賀まで開通する北陸新幹線の 線路です。実は、文殊山には新幹線のトンネルが作られました。その他、越前五山の日野山にもトンネルが作られています。 地元は新幹線開通…

文殊山 越前五山の中心 その弐 楞厳寺から室堂(小文殊)

文殊山の説明を少し、引き続き楞厳寺でいただいたプリントを参考にさせていただきます。 文殊山(標高365m)、奈良時代の初め泰澄大師が 大唐・五台の峯を文殊山に移し、大師自ら文殊菩薩を刻んで祀り、さらに聖観音菩薩(室堂、小文殊)、阿弥陀如来(…

文殊山 越前五山の中心 その壱 楞厳寺

実は越前五山には中心になるお山があります。 ふつう思い浮かぶのは、 当然「白山」でしょ?なのですが、 標高からすると、一番低い山(365m)の文殊山です。 何故、越前五山の中心なのか?実は私にも分りません(笑) 楞厳寺の紹介をお寺で印刷しているチ…

越前一向一揆との抗争 天正2年(1574年)に思うこと

越前五山の事を調べ初めまして、やりきれない歴史上の出来事があります。 まあ歴史好きのボヤキです(笑) 織田信長の越前侵攻と朝倉氏の滅亡の翌年、天正2年に起きた越前一向一揆との抗争。早い話、抗争に敗れて一旦越前の白山修験は壊滅しました。 越前白山…

越前五山、聖なる山々

白山伏拝からの白山、手前の山の向こう側が白山です。この日は雲が多くほとんど山容が拝めませんでした。 福井には泰澄大師が開かれたと伝わる「越前五山」と呼ばれる聖なる山々があります。 文殊山 標高365m 吉野ヶ岳 547m 越知山 613m 日野山 7…

光世音院の祭壇です。

光世音院の祭壇になります。皆様のために開きました。 主尊は十一面観世音菩薩、師僧の奥之院に祭られていた尊像です。 左に大日大聖不動明王、右に護世威徳毘沙門天王。 下段中央が宇賀弁才天。

新潟にお墓参りに行ってきました。

先週、妻と子供の精霊供養が無事終了。妻方の墓参りは例年だと暑さのおさまる秋ごろですが、今回は早めにまいりました。 妻の両親は両方とも新潟県の出で、お墓は新潟市と長岡市にあります。 新潟県は雪国ですが、夏の暑さは関東とほぼ変わりません。8月6…

まずは大徳生誕の地に建つという泰澄寺から

住所は福井市三十八社町11-12 ほとんど県道229号沿い。福井市ですが鯖江市との境からすぐの所、平野部の一角にあります。 最寄り駅は福武線のその名も「泰澄の里」駅です。平成23年にできた比較的新しい駅ですね。JRだと大土呂駅と北鯖江駅の中間のとこ…

白山信仰、泰澄大師など

私の故郷福井県越前市では、天気が良いと白山が遠望できます。子どもの頃から身近にあった白山ですが、まだ山には全く興味がなく意識もしていませんでした。普通にある気にもとめない自然の風景でした。 その白山を信仰の面から捉えてみようと思い始めたのは…

すみません、何分

ブログ始めてなので、おいおい写真などアップしていきますね。

ブログ初めました。

遅まきながら、ブログ始めました。これからよろしくお願いいたします。 修験に引かれていますので、徒然に聖なるお山を紹介していければと思います。 ゆくゆくはみなさんと一緒にお山に登れればと思います。