新潟にお墓参りに行ってきました。
先週、妻と子供の精霊供養が無事終了。妻方の墓参りは例年だと暑さのおさまる秋ごろですが、今回は早めにまいりました。
妻の両親は両方とも新潟県の出で、お墓は新潟市と長岡市にあります。
新潟県は雪国ですが、夏の暑さは関東とほぼ変わりません。8月6日の長岡市は
38℃の猛暑日でした。
お墓参りの報告だけでは味気ないですね。それで菩提寺の一つ長岡市内にある千蔵院
の紹介をさせていただきます。
ご本尊は、天平年間(762年-763年)の名僧行基作。京都にあったものが源氏の手にわたりその後、村上家へ。代々村上家の兜仏(かぶとぼとけ)でしが、有名な戦国武将村上義清の時に、武田信玄に国を滅ぼされ上杉謙信のもとに身を寄せたとき、同じく越後の国へ。その後、兜仏の千手観音像は現在の長岡に安置されるようになりました。
江戸時代には長岡藩の祈願時にもなったようです。
ご本尊は通常は秘仏。6年に一度、子年と午年の8月10日に御開帳されます。
越後三十三観音霊場の第十五札所。境内で三十三観音霊場巡りもできます。
こちらのご本尊をお参りさせていただいたとき、とてもきれいな光の粒がキラキラとご本尊の上部に輝いていた感じがして、感動したことを覚えています。
しっかりと信仰されている仏様は本当にパワーがありますね。
昨日はそのほか20数年ぶりに八海山尊神社にも参拝しましたが、その話はまた別の機会に。
(2023.8.7)